「質問」の意味

今年度に入って2か月がたとうとしています。

教室から見えるお花たちも、藤、クレマチス、つつじ、そして今はアマリリスとヤマボウシが目も心も楽しませてくれています。

ただ残念ながら、今月に入ってまた県内の新型コロナ感染者の増加に伴いオンラインクラスに戻したので生徒さんの目に映ることはできません・・けど大きな口をあけて発音とか会話の練習できる方が大事。息をたくさん吸って、大きな声で笑えるしね。また来年を楽しみに!

さて、4月から高3になったある生徒さんがLINEでちょくちょく質問をしてくれるようになりました。基本は週一のクラスですが、しょっちゅう会っている感覚になります。

「現在完了形の結果と過去形の違いは何ですか??」みたいな大きなものから、「この文の文型は何ですか??」「この英文はなぜこの訳ではなく、こうなるのですか??」と具体的な質問に変わってきました。

単語の意味は自分で調べる。それが礼儀です。それ以外はどんなに忙しくても、毎回できるだけ詳しく丁寧に答えています。

「わかりました」「ありがとうございます」が嬉しい。

「わかりやすいです」とたまに褒めて頂いたりして、私もさらに張り切ります。

そんなやり取りからのクラスで、「最近たくさん質問してくれるようになったね。いつも勉強している証拠だね!」というと、

「いや、先生が質問ある?って聞いてくれるから、じゃあ質問してみようと思って。」と。

やっぱりね。そうなんです。ちょっと英語の勉強から心が離れているのかな?と思った生徒さんには、「質問ある?」と聞くようにしています。すると、たいてい、「大丈夫です」とくるので、「そうか、それはすごいね。全部わかるのかぁ。先生もう要らないじゃん」と、ちょっとすねたり笑ったり。

生徒さんはみんな、実は全部わかっているわけじゃないと自覚もある。それに心根が優しくて、先生に悪いな、質問くらいしてやるか、くらいに思ってくれる。

けど質問するのも簡単じゃない。勉強しないと質問もみつからない。

先生に質問するために勉強する。教えてもらう。それを繰り返して力がつく!

これが狙いです!みんな~、「質問」してね!