我が家に可愛い中国人の留学生がやってきました。Ying Jiehe(応佳和)さん、英語名はアリスです。彼女は上海出身の中国人ですが、アメリカに二年間留学していて、英語はほぼネイティブ並み。なので私は中国語で話す当初の計画をやめて、英語でコミュニケーションをとっています。その方がお互いにストレスがありません(^^)
みみコミのクラスにも参加してもらって、自己紹介をしあったり、簡単な会話をしたり、英単語を使ったゲームをしたりしています。初めは恥ずかしそうでも、だんだん知っている単語で何とかコミュニケーションを取ろうとしている生徒さん達の姿は好奇心いっぱいで、目が輝いています。英語学習の動機付けのひとつになれば良いですね!
さて上海の子供達の英語学習事情をアリスに聞くと、最近は幼児から英語クラスに通う子供が多く、宿題も毎日しなくては追いつかないそうです。1人のネイティブの先生に10人の子供、1回1時間のクラスを週に二回、その授業料はなんと3か月で約150万円だそうです!!
文法などは中国人の先生に習い、TOEFL JUNIOR®等の資格テストにもどんどんチャレンジするとの事。共働きの家庭が多いそうで、母親の収入は子供の教育費に、父親の収入は生活費にという割り振りが一般的だとか。上海には高所得者が多いのですね!
中国の小学校では毎日1コマ、または2コマ英語のクラスがあり、1日30個の単語を覚えるそうです。宿題も長文を読んで質問に英語で答えるなど難易度の高いものだそう。中学、高校になると英語でディベートするなど、積極性や交渉能力も試されるそうです。彼女はアメリカの高校に通う2年生ですが、毎朝5時に起きてひとつのエッセイを暗記してから学校に行くそうです!
そして夢はピアノの先生になって、世界の子供達に教える事。ピアノを通して世界を見てみたいそうです。その中の一つが大好きな日本だそうです。
生徒さんにはアリスがいる間にたくさん交流して欲しいと思っています。世界に視野を広げるチャンスになるといいですね!