2025/03/06 AIニュース
2025年3月6日の生成AI最新ニュース

生成AI技術の最新動向
生成AIとBIMの融合
燈(東京都文京区)と長谷工コーポレーション(東京都港区)は、生成AI技術と長谷工版BIMを組み合わせた新たなシステムを共同構築しました。このシステムにより、建設設計図書の確認作業が簡便化されるとのことです。

AWS Innovate: Generative AI + Data開催
本日(2025年3月6日)、AWSは生成AIとデータを中心テーマにした「AWS Innovate: Generative AI + Data」をオンラインで開催しています。このイベントは、生成AI活用を通じてビジネス価値創出を目指すエンジニア向けのカンファレンスで、"生成AIジャーニー"、"ビジネスに寄与するデータ活用"、"生成AIアプリケーション開発"の3つのトラックで構成されています。

ミラカン生成AI導入支援サービス開始
ミラカン合同会社は本日、企業・組織向けに「ミラカン生成AI導入支援サービス」の提供を開始しました。このサービスは業務効率の向上を目的としています。

開発ツールと実践的なセミナー
Dify & Cursorを活用した開発術セミナー
ギークス株式会社は本日19:30から、「エンジニア必見!生成AIが拓く新時代の開発術 〜 Dify & Cursorで知る最新導入事例と活用ポイント〜」というオンラインセミナーを開催します。このセミナーでは、生成AIツールの活用事例や、AIにデータを渡す際のリスク管理方法などが紹介される予定です。

RAG開発実践研修
ギブリー社が提供する「RAG開発実践」オープン研修が本日から開始されます。この研修は生成AIの回答精度を向上させるRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を学ぶもので、エンジニアを対象としています。

GPUサーバー利用料の高騰対策セミナー
マジセミ株式会社は、「生成AI活用によるGPUサーバー利用料の高騰を防ぐには?」というテーマのウェビナーを本日再放送しています。クラウド上の生成AI活用でコストが予想を上回るケースが増えている中、自社でGPUサーバーを保有する方法などが紹介されます。

Google Workspaceと生成AIの連携セミナー
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社は本日、「AI×Google Workspace で業務効率爆上げ! ~事例から知る、Google の生成AI最新情報セミナー~」をオンラインで開催しています。

企業の生成AI導入事例
神戸製鋼所がAI法務プラットフォーム導入
株式会社神戸製鋼所は、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を採用したことが発表されました。法務業務の効率化を図る動きとして注目されています。

生成AIの課題と展望
日本学術会議が生成AIに関する提言
日本学術会議が生成AIを受容し活用する社会に向けた提言をまとめました。生成AIの技術とリスクを整理し、政府と民間にアジャイル(迅速・反復的)な対応を求めています。

金融庁が生成AIのリスクに警鐘
金融庁は、生成AIを金融機関で活用するにあたっての論点をまとめました。金融サービスのあり方を抜本的に変える可能性がある一方で、想定していないリスクも拡大傾向にあると警鐘を鳴らしています。

エッジでの生成AI推論に向けた新CPUコア
Armは、エッジでの生成AI推論に向けたCPUコア「Cortex-A320」を発表しました。これにより、生成AIの推論処理がクラウドだけでなくエッジでも可能になるとしています。

まとめ
2025年3月6日の生成AI関連ニュースでは、AWS、Google、ギークスなど多くの企業がセミナーやイベントを開催し、生成AIの最新動向や活用方法を発信しています。また、RAGやBIMとの融合など、生成AIの精度向上や実用化に向けた取り組みが進んでいることがわかります。一方で、日本学術会議や金融庁からはリスク管理の重要性も指摘されており、技術の発展と並行して適切な利用環境の整備も求められています。
開発ツールについては、Dify、Cursor、RAG技術など、エンジニアが実践的に活用できるツールや技術に関する情報が多く提供されています。特にGPUサーバーのコスト問題は多くの企業が直面している課題であり、その対策に関する情報は貴重です。
生成AIは2025年も引き続き急速に発展し、ビジネスや社会に大きな影響を与え続けることが予想されます。最新情報をキャッチアップしながら、適切に活用していくことが重要でしょう。
