2025/03/07 AIニュース
2025年3月7日の生成AI最新ニュース

業界動向
人手不足解消に貢献する生成AI
新建ハウジングと住宅テック8社の共同企画によると、調査対象420名のうち53.5%が「人手不足の解消に貢献」と回答し、50.5%が「生成AIを活用または活用予定」と回答しています。生成AIが業務効率化の重要なツールとして認識されていることがわかります。

NTTデータグループ、生成AI需要に対応するデータセンター強化
NTTデータグループは2025年3月6日、データセンター事業の最新動向説明会を開催しました。生成AI関連の需要増加に対応するため、液体冷却技術の開発に注力し、今後国内で建設予定のデータセンターでの活用を検討中であると発表しました。同社は2028年3月期までの5年間で、データセンターに1兆5000億円以上を投資する計画です。栃木県栃木市に建設予定のデータセンターは、大手サービス事業者や大企業が自社向けのAI開発や運用に使う「プライベートAI基盤」の設置場所としての利用を見込んでいます。

JIG-SAW、「コンピュータビジョン技術」特許取得
JIG-SAWは「コンピュータビジョン技術」の特許を取得したと発表しました。この技術は画像生成AIの強化に必須な技術とされています。

新サービス・製品情報
生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai」が機能強化
HOUSEI株式会社は、自社の生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai」に、生成AI検索エンジン「Perplexity AI」とLLM(大規模言語モデル)「DeepSeek R1」を新たに搭載したことを発表しました。これにより、「imprai」は検索・解析能力を強化し、より高度な情報検索とAI活用が可能になります。セキュリティが確保されており、料金プランは変更なく、既存プラン内で利用可能です。

AI画像生成×リアル謎解きゲーム先行体験イベント開催
「AI画像生成×リアル謎解きゲーム『プロモンメーカーと愛の魔法石』」の先行体験イベントが、2025年3月7日(金)よりRED°にて開催されます。現在開発中のこのゲームをいち早く体験できる機会となっています。

海馬、生成AI初心者向け「駅前スマホAI塾 #SOZOカレッジ」開設
海馬は、生成AIの初心者を対象にした「駅前スマホAI塾 #SOZOカレッジ」を3月15日からオープンすると発表しました。スマホを活用して最新の生成AI技術を学べる場を提供します。

mugendAI、大学入試過去問添削AIサービス「カコテン」リリース
mugendAIは、大学入試過去問の採点と添削をAIで自動化する新サービス「カコテン」を正式にリリースしました。

開発ツール最新情報
OpenAIの最新モデル「o3」と「o3-mini」
OpenAIが開発した最新のAIモデル「o3」と「o3-mini」が注目を集めています。o3-miniはo3のエントリー版という位置付けで、効率やコストが重視されているモデルです。o3-miniもo3同様に複雑な課題を「より深く考える」ことができ、APIでは推論レベルを3段階から選べる機能が展開されています。APIを利用する場合のコスト面でも、o3-miniはo1よりも非常に安くなっていることが大きなポイントです。また、Webを検索して推論に加えることができるようになっており、より使いやすくなっています。

2025年最新版 生成AIツールおすすめ18選
ビジネスやクリエイティブで「本当に使えるツール」として、2025年最新版の生成AIツール18選が紹介されています。生成AIの進化がビジネスやクリエイティブの風景を大きく塗り替えており、かつては専門家だけの領域だった高度なAIツールが、今や誰でも手軽に使える時代になっています。

イベント情報
AI博覧会 Spring 2025、第5弾スピーカー発表
2025年3月27日(木)~3月28日(金)に開催される「AI博覧会 Spring 2025」の第5弾スピーカー10名が発表されました。「生成AI革命が加速—新規事業開発・金融・社会実装の最前線」をテーマに、ビジネスを変革させるカギとなる最先端のAIトレンド情報を収集できる機会となります。東京都立産業貿易センター浜松町館で開催され、約6,000名の来場者と100社約200製品以上の出展、約40講演以上のカンファレンスが予定されています。

まとめ
2025年3月7日の生成AI関連ニュースでは、企業の生成AI活用が進み、人手不足解消に貢献していることが明らかになりました。NTTデータグループのデータセンター強化やHOUSEI株式会社の「imprai」機能強化など、インフラ面での整備も進んでいます。OpenAIの最新モデル「o3」と「o3-mini」は、より深い推論能力とコスト効率の良さで注目を集めています。また、生成AI初心者向けの学習機会も増えており、今後さらに生成AI活用が広がることが期待されます。
